背の高いイス

足の部分が長い背高のイス
先週、雨の日が続いたので、気分転換に足の部分が長い背高のイスをDIYで作りました。

このタイプのイスを前から欲しいと思ってたんですが、自分で作れそうなものを買うのもなぁ、と思ってもいて、ちょうど良い機会だし作るか!と。

イスの設計図はAdobe IllustratorというPC用のアプリを使って、念入りにサイズ出ししてます。

座面へ斜めに接続されている足は2×2材(38×38ミリ)で、角度を82°に設定してプロトラクターって道具を使って墨つけしてカットしました。

4本の足をまとめている十字の補強部分は、角材(35×35ミリ)を相欠き継ぎでクロスして接着しています。

足と補強部の木材の厚みの差が3ミリあるので、両端に1.5ミリづつズレがでて、ちょうど良い感じのチリになっています。
イスの接続部分のチリ

家具を作るときには、この何気ないチリが結構全体の雰囲気に重要だと最近知りました。

続いて座面部分では、ホームセンターで最近よく見かけるようになった「杉カフェ板」を2枚横に並べてダボと接着剤でつなげました。

普通のノコギリしか持っていないので、ひたすら円周をちびちびと直線でカットしてサンダーで仕上げています。

杉板は厚みがあっても比較的柔らかい材なので、こんな無茶な方法でも通用したので幸いでした。

最後に仕上げの塗装ですが、今回は自然な経年変化を楽しめるように柿渋を塗りました。

通常の柿渋塗料は匂いがきついと聞いていたので、無臭タイプのものを選びましたが、少しくらい嫌な匂いを覚悟していたものの、全くそういうことはなく快適に使えました。

あまり最初から色が濃くなるのもなぁと思ったので、水で2倍に希釈して塗って様子を見ていますが、もう一回くらい同じ濃度で塗っても良いかもです。

作業を終えて空き地をブラブラしていたら、ナガミヒナゲシを発見。
ナガミヒナゲシとオオイヌノフグリ

ピントがオオイヌノフグリ(もしくはタチイヌノフグリ?)にあたってボケてしまった…。

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