手びねり4種類

🌒手びねりで作陶した4種のうつわ

半年以上、土から離れていたので、初心に戻って手びねりで4つ程うつわを作ってみました。

左の奥から時計回りに、炊飯用の土鍋、少し大きめのマグカップ、フリーカップ、片口。

土鍋だけ土の色が違うのは、直火にかけても大丈夫な耐火用の粘土を使っているためです。

普通の陶土で作ったうつわは、直接火にかけてしまうと大きく膨張するため、冷めた時の収縮でヒビが入って割れてしまうので、土鍋に限らず直火で使うようなうつわは、用途に合った粘土を選ぶ必要があるのです。

耐火粘土にも色々と種類がありますが、普通の陶土との違いは、ガラス質のペタライトという鉱物の含有比が高く、加熱時の膨張率が低いというところ。

私の使っているものは普通の陶土と同じ焼成温度(素焼きや本焼き)で良いのですが、ものによっては焼成温度が違う(一般的には通常よりも低い)ものもあるようです。

リハビリを兼ねて作り始めてみましたが、焼成窯で焼くためにはもっと数を揃えたいところなので、どこまで手びねりでの作陶を続けるかは思案どころ。

手びねりだと、回転体に制約されることがないので、しばらくはその辺りも含めて楽しみながらやってみようかと思います。

2019年もあともう少し。

2020年は、数字の並びがきれいな年なので、何か良いことがありそう?あってほしいなと思いつつ、皆さんどうぞ良いお年をお迎えください!

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