ろくろ成形に続いて、うつわの乾燥を少し進めたうつわの高台削り。
成形の時にも書いた通り、磁器土はコシ(粘り)が少ないので削りの段階でも歪みや変形に注意しながら進めます。
一般的な陶土では、かきべらと呼ばれる道具で難なく削ることができるんですが、磁器土の場合はもっと刃の鋭いカンナを使う方が削り易いです。
磁器土は陶土に比べてきめが細かいので、鋭利な刃の道具を使わないと削る際にろくろの回転で道具を引っ張っていかれちゃうんですね。
あと、磁器土の場合、さらに乾燥を進めて固い状態で削る場合も多い(歪みや変形を避けるのにも好都合)ので、その時にはカンナでないと、かきべらでは歯が立ちません。
陶芸の道具も適材適所です。
今回は初めてということもあるので、この後に硬くなった状態のうつわの削りも体験してみようと思います。
インスタグラムや X (旧ツイッター)、Facebookページでも更新していますお好きなメディアでご覧ください
フォローや解除はお気軽にどうぞです