上の写真は、陶製ボタンの木型改良による成型物の変遷です。
なんか難しいこと言いましたが、成型用の木型を成型しては改良、成型しては改良を重ねて、良さげになりましたというお話しです。
写真左端が初期で、右に行くに従って改良が進んでいきます。
次の写真2枚を比べて頂ければわかりやすいかと。
初期のは“のっぺり”とした印象ですけれど、最終段階のは“ぷっくり”と立体的になりました。
当初は、石膏型を作ろうかとも思っていたのですが、改良を重ねるのなら、木型の方が適しているんじゃないかと。
実際、細かく微調整を重ねて進められたので、正解でした。
木型を彫るのに、とても久しぶり彫刻刀を触りました。
自分が持っていたのはとっくに処分していたので、息子が学生時代使っていたお下がりを拝借して、砥石で研いで。
あと、仕上げ段階では、ミニリューターを使いました。
これは昔、プラモデルか何かを作るのに買ったものだと思いますが、まさかこんなことで役に立つとは、当時の私は知る由もないですね。
さらに別バージョンもあるのですけれど、それはまたの機会の日々のことで。
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