釉がけ用治具

3Dプリンターで自作した釉薬がけ用治具の写真
ずいぶんとご無沙汰してしまいました。
 
久しぶりの投稿は、施釉(せゆう:釉薬をかける)の時に便利そうな治具(じぐ:補助道具)を作ったお話し。

上の写真で親指と人差し指にはめている、黒いものがそれです。

こうしてつまんだ状態で、釉薬の中へドボンと浸けて施釉します。

以前、海外のうつわ作家さんが、おそらく自作だと思われるものを使っているのをどこかで見かけて、ずっと気になっていたのでした。

その方が使っていたのは金属製で、今回3Dプリンターで作ったものとは、形が少し違うのですが、指にはめて使うというアイデアが斬新に感じられて、真似してみました。

指でつまんだ状態で釉薬をかけると、指に触れている部分に釉薬がかからなくて、もうひと手間かけて修正する必要がありますが、この治具を使えば、修正の手間が大幅に少なくなると予想しています。

釉がけばさみという、正式な陶芸道具もあるのですけれど、これくらい小さなアイテムになると、ちょっと使いづらくて。

この治具が、うまく使えますように🎋

それではまた、次の日々のことで。

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