連休を利用してマグカップをいくつか作っていました。
少し前に試作してみて良い感じだったので、少しサイズを調整してオンラインストア用に揃えてみようと思っています。
ろくろでの成形は、マグカップひとつあたりの粘土を個別に計量(今回は300g)して、それをろくろにのせてひとつひとつ作っていく一個挽きという手法です。
土殺し(物騒な言葉ですが、粘土を成形し易いように状態を整えること)と芯出し(粘土をろくろの中央へまとめること)が少しやりにくいですけれど、同じ形を成形するのに比較的やさしい方法だと思います。
ちなみに、一個挽きに対して大きな粘土の塊をろくろに置いて、上から順に作るうつわ分の土どりをし、成形が終わると切り糸で切り離していく手法は棒挽きと言います。
試作品や手なりで作陶していく時には、この棒挽きで成形したり。
成形が終わったマグカップのこの後の工程は、もち手の部分の亀裂を防ぐため、ゆっくりと乾燥させて素焼きへと進めます。
素焼きが終われば、表面を紙やすりで研磨して整え、釉薬をかけて本焼きへ。
ひとつひとつの工程を丁寧に進めていきます。
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