本焼きの窯詰め

窯に本焼きのためのうつわを詰めました
施釉を終えたうつわを本焼きへ向けて窯に詰めました。

本焼きの窯の最高温度は 1,230°C に設定。

ちなみに、素焼きの時の最高温度の設定は 700°C。

土の種類や釉薬、制作する人の好みにもよる(焼成温度や時間によって同じ土、釉薬でも仕上がりが違ってきます)ので、必ず毎回この温度ということはないですが、私がよく使う土と釉薬ではこの温度で仕上げることが多いです。

本焼きの焼成に必要な時間は約10時間、素焼きは約9時間。

この時間の目安は最高温度をキープして完了するまでなので、窯を開けてうつわを取り出すまでにはさらに同じくらいの時間がかかります。

焼成完了後はうつわが窯の中で常温くらいに冷めるまで焦らずじっくりと完成を待つ。

本焼きを終えるとようやく、土から陶器へとうつわの材質が変わります。

開けた窯の中には、陶器の完成品が並んでいる不思議。

あたりまえなんだけど、何度経験しても不思議な感じですね。

今回はフリーカップに豆鉢、それと豆皿が多め。

はてさて、どのように焼きあがるかドキドキです。

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